小児の受け口治療 パート2
これからご紹介する症例は小学校のお子さんがお母さんと一緒に無料相談にお越しになってその後当医院で治療することになった方です。
かなりの下顎前突(受け口)で横からのお顔は上顎と下顎の大きさが違っていました。
下額の成長しやすい方は前歯の噛み合わせが反対になると下顎が成長しやすくなるので早めに対応するする事が大切です。
上顎が劣成長(上あごの成長が少なく)下顎が過成長(成長が大きい)ため上記のような顔貌になっています。小学校の時期であれば上顎骨を横と前に成長させることで改善できます。
まず下顎から横に広げていきます。
次に上顎を横に広げながらフェイスマスク(下記の写真の装置)で前下方にひっぱり成長を促していきます。
上下の前歯の被蓋(かみ合わせの深さ)が大きいのでマウスピースを装着してもらいました。
6か月後の口腔内写真と顔貌です。
下記の治療前の顔貌と比べて中顔面の著しい改善が認められます。
このお子さんは現在2次矯正で全顎ワイヤー矯正で歯並びの治療中です。治療後に記事を追加していきます。
下顎前突(受け口)の治療は早ければ早いほど簡単な治療で改善される可能性があります。
どうぞ当医院にご相談ください。
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