親知らずを利用して奥歯の無い部分を矯正で治す

奥歯を抜いたあとどうしますか?

一般的には、ブリッジ(前後の歯を削って橋がけをして被せる)やインプラント、入れ歯ですね。

当医院では、矯正で治すことがあります。

以下の写真は右下の奥歯が元々無い患者さんです。反対側の左下6番目の歯は、銀歯になっており残りの歯の寿命を考えると親知らずを利用した方がいいと考え左下6番目の歯も抜いて矯正を始めました。

処置前の下の歯

処置前の上の歯

処置前の正面

処置前の右側

処置前の左側

矯正で抜いた場所を無くして行きます。

大分スペースが無くなってきました。

ほぼ無くなってところで矯正を終わりました。

前歯が綺麗でなかったので、矯正終了後被せなおしました。

普通なら抜く親知らずを前の歯の位置にずらす事で、上下の奥歯のかみ合わせも良くなりとても喜んでいただきました。

もしインプラント治療していたら、その費用だけで、検査料含めて2本で80万円以上かかるので、今回の矯正治療で60万円+月づきの調整料24か月分12万円で72万円ですので、インプラントより安い費用で、他の特に前歯の歯並びも綺麗になれば、とてもお得な治療とおもいます。何より人工的な物を手術で入れるより、使わない親知らずを利用している事が最大のメリットと考えています。

【浜松市の歯医者】 院長ブログ

患者様のお悩みを、日々の治療の症例を基にご説明します。